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笹木さんを交えて河北潟視察&飲み会

7月3日晴れ
今日は午後から河北潟視察と懇親会に参加した。
まず明日の河北潟自然再生協議会の総会の記念シンポジウムでお話しなさる笹木智恵子さんと一緒に、高橋さん川原さん今井さん井ノ口さんともう一人金大工学部の教授だった「先生」と呼ばれるお方の7人での河北潟視察。
笹木さんは福井県敦賀市の中池見湿地での保全活動をがんばっているすごい人である。でも普通の親しみやすいおばちゃんだった。
サンセットブリッジ横に集合し、まず展望台で河北潟と干拓地を一望する。天気はよかったが、遠くがかすんでいた。風はやっぱり気持ちいい。
次に西部承水路を見学。チクゴスズメノヒエとヒシがいっぱい、アサザも少しあった。
ここは昨年水路の片側半分だけ浚渫した場所で、浚渫されてない方は水深が20cmぐらいしかなかった。チクゴススメノヒエはとても強くどんどん増えている。陸から水の方へのびていき、群落を作る。自身の重みで沈み、水底まで達して根を張るのだそうだ。上を歩けるぐらいびっちり生えている。
その次は大崎の水辺公園へ、そして夢ミルク館でソフトを食べる。ここでデート中の小林君と出会ってびっくり。西田幾多郎記念館へ行ってきたそうだ。
次に干拓地のレンコン田の横のアシの水質浄化施設へ。ここは今年いっぱいで契約が切れ、土地の持ち主に元通りにして返さなければならないそうだ。前にどのくらい水がきれいになっているかを、河北潟からくみ上げた水とアシの間を通って河北潟へもどされる直前の水をくんで比べてみたことがあった。見た目だけだが結果は歴然、透明度が全然違っていた。ほとんど透明でやっぱり効果があるのは間違いない。
最後は競馬場裏のアサザを移植した場所の様子を見学して終わった。

6時からはだいあんで懇親会。家に戻り電車の時刻表を見るとあと7分しかない。思わずダッシュ!無理かと思ったが何とか間に合った。しかし汗だくに・・・。
懇親会は政治の話から市民運動、教育問題までいろんな熱い話が聞けた。
やっぱり人間は土に帰っていくもの、小さいときから自然とふれあわなければまともな人間にならないのではないか、なんてことを感じた。

明日は河北潟自然再生協議会の総会。笹木さんの講演が楽しみである。

by jiida2004 | 2004-07-04 07:25 | 自然再生協議会  

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