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11月30日 メルボルン2日目

朝8時15分にラマダホテル集合。
黒上先生の運転で午前中はメルボルン郊外の私立小学校「アポロパークウェイズ小学校」へ視察へ出かける。レンタカーはエスティマだったのでびっくり。
確かに日本車がたくさん走っている。トヨタ三菱マツダ日産、ホンダもけっこう見かけた。古い古い車種もいっぱい現役で走っている。車は左側通行だし、日本と全然違和感がない。
電気製品も日本製がいっぱいである。パナソニックのテレビ、ビデオ、日立の液晶プロジェクタ、パイオニアのプラズマディスプレイなどなど、いろんなところで見かけた。
さて小学校であるが、私立の学校である。1クラスは20人から24人だそうである。ミュージックとアートと図書館に力を入れているそうで、年間1200人ぐらい見学に来ると言う。子どもたちも先生も来客には慣れていて、手を振ってくれる。
教室にコンピュータが4,5台あり、すべてMacだったので、中川先生黒上先生は心なしか満足そうだった。自然な感じでコンピュータを使っているところがいい。
教室内はカーペット敷きで子どもたちは靴を脱ぎ、靴下で授業していた。
掲示物がすごかった。考える力を育成することに力を入れているらしい。目標や段階表、あるべき姿などがたくさん掲示されていた。
運動場は芝生というか草原で、低学年は体育の時間にクリケットの簡易版をやっていて楽しそうだった。高学年はゴルフをやっていた。
大きな体育館はなかったし、プールもバスで出かけるそうである。
アートの教室ではクリスマスの飾りを作っていた。図書館ではクリスマスの本の読み聞かせをして絵を描いていた。ミュージックの部屋では電子キーボードとパソコンをつなぎ作曲めいたことをやっていた。
6年生はスピーチの時間だった。原稿を読みながら話す子もいて何か日本と変わらない。先生は厳しそうだった。
また総合のような感じで「パスポートトゥ7」というのをやっていた。オーストラリアは12月は学年末なのである。6年生はもうすぐ卒業し、1月から(授業が始まるのは2月らしいが)中学校へ行く。そこで6年間の自分のやってきたことをまとめ、これから行く中学校の先生に紹介する資料を作る授業なのである。今までの自分と現在の自分と、これからの自分をしっかり見つめ直し、中学校の先生にアピールするという、誠に理にかなった取り組みである。
11時になり休み時間となる。子どもたちは一斉に帽子をかぶり、おやつを握りしめて教室を飛び出す。長休みみたいなものだが、お菓子なんか持ってくるなとか、ポケットにガムの包み紙が入っていても怒られる日本の学校と違ってのびのびしていていい。要はけじめがつけられるかどうかなのだ。学校に購買部があってお菓子を売っているらしい。先生たちも休憩室に集まり、コーヒーやお菓子で休憩タイムである。
壁に大きな年間カリキュラム表が貼ってあった。どのクラスも同じように取り組むことが大事なのだそうだ。

昼からはワイナリーへ。ドンペリを作っている会社のワイン農園だそうである。
さすがにうまかった。値段もすごく安いらしい。
飲み過ぎてフラフラである。

夜は10人でイタリア料理(?)の店へ。店員とディスカッションしないと食べられない店だった。みんなで分けて食べるという感覚がわからないらしい。かき餅みたいなパンにバルサミコとチーズをつけて食べるというのは超まずかった。他の料理もそんなにうまくない。しかし生ガキはおいしかった。あとうまかったのはサラダ。葉っぱばかりのサラダが4皿も来たが、塩をかけて食べるとうまかった。
結局味付けしてない方がうまいということである。でも石川県の方が絶対うまいと思う。
この冬には実践センターでカキパーティーをやろうということになった。能登のカキは一斗缶で6000円だそうである。焼きガキがいいかな。

部屋へ戻った瞬間に2人ともダウン。シャワーも浴びずに寝てしまった。

by jiida2004 | 2004-12-08 15:58  

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