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10月7日 木場潟へ

条南小の5年生の宿泊体験学習の日である。
毎年小松市の大杉少年自然の家で1泊なのだが、3年前からついでに小松の木場潟へ寄っている。もちろん河北潟と比較するためだ。
午前中だけ子どもたちと一緒に木場潟を訪れて、昼飯を食べてきた。

木場潟は周辺を公園としてきれいに整備してあり、カヌーの競技会場としても有名である。昨年ジュニアのカヌーのワールドカップも開かれて、たくさんの外国人が訪れていた。
訪れたのは中央園地。4カ所ある公園のうちの一番大きな場所だ。
ここには水の浄化施設(ビオパーク)として、クレソンなど抽水性の植物に栄養分を吸わせて育てる設備を作ってある。そこで育った花などは育成期間中以外は勝手に持ち帰っていいのだ。またそこから出る土も肥料として持っていってもよい。潟の富栄養化の栄養分を少しでも消費しようという感じである。しかし広い潟からすれば微々たるものだろうと思う。岸辺にはアシが生えているので、これを刈るということもやっているらしい。
ぐるりと1周6.4kmの歩道もあり、ランニングやウォーキングのコースとして利用している人も多い。また通称メダカハウスと呼ばれる管理棟もあり、おじさんが説明したりビデオを見せてくれたりする。他にメダカがたくさんいる小川や広い芝生の広場や遊具もあって、けっこう遊べる空間である。南園地には有料ボートや釣り桟橋がある。
ちなみに公園整備に、110億円のお金がかかっている。

さて、河北潟にはこんな場所はない。
2市2町にまたがっているせいか、それほど人々の関心が集まらないためか・・・。
木場潟をうらやましく思うが、河北潟の方が生物はたくさんいるような気がする。(広さのせいかな?)
少なくとも来る人は木場潟よりはずっと少ないので、生き物にとってはいいのかなとも思う。
この辺のバランスが難しいところである。

by jiida2004 | 2004-10-07 21:19 | ウロウロ  

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