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サジオモダカ?

自転車でウロウロ中、津幡の休耕田で、サジオモダカらしき植物を発見!
カメラを持っていなかったので写真は撮れなかったが、きっとサジオモダカである。
場所は、津幡町役場と国道8号線の間あたり。
サジオモダカは、石川県では絶滅危惧種とされていないが、富山県や福井県では絶滅危惧種である。
これまでヘラオモダカはよく見たことはあったのだが、葉っぱが丸くなったサジオモダカはほとんど見たことがなかった。4年ほど前、大徳小学校の近く(金沢市松村6丁目)の水路に、オモダカの花が咲いているのに葉っぱがオモダカではない植物を発見し、びっくりして調べてヘラオモダカという名前のオモダカであることを知った。サジオモダカという名前のオモダカがあることも、この時初めて知った。
以前、誰だったかは覚えていないが、「サジオモダカなら大発見ですよ」なんて言われたような気がする。
それが本当なら、ちょっとうれしい。
何しろ、我が家の家紋は、「丸にオモダカ」 なので、オモダカには思い入れがあるのである。

しかし、何でそこにあるのかが不思議・・・。雑草だらけの休耕田に、十株以上はあった。
調べて見ると、北陸地方ではほとんど見られない種で、漢方薬などで利尿剤として使われるらしい。
これはもしかして、誰かが栽培しているものなのか?
謎だ。

# by jiida2004 | 2009-07-06 21:53 | 絶滅危惧種  

絶滅危惧種I類 クロモの群生地

前から気になっていたクロモがあった水路を見てきた。
まず条南小学校の前の小さな水路。ここは2年前にはあったのだが、昨年見に行ったら消滅していた。今回も見あたらない。
仕方がない。次行ってみよう。そこは金沢市と津幡町の境あたりの田んぼの排水路。
5年前に確認したきりでずっと見に行っていなかった。
で、行ってみると、何か水草が生えていない。
でもよーく見てみると、泥にまみれて小さなクロモが数本生えていた。よかった、なくなってはいなかった。葉っぱのねじれ具合と葉の数から多分クロモに間違いはない。オオカナダモでもコカナダモでもないはずだ。
ついでにそのとなりの水路を見ると、メダカが群れをなして泳いでいる。以前はこんなにいなかった。びっくりである。
そう言えば、最近メダカが増えているような気がする。内灘の渚公園もそうだし、中条公園の池や水路にも大群で泳いでいる。もちろん中条公園の隣を流れる百石川にもたくさんいる。
メダカが育ちやすい環境になってきているのだろうか、農薬などをあまり使わなくなっているのだろうか。
そして、一番確認したかった条南小グラウンド脇の水路へ行ってみた。ここはクロモとミズアオイがたくさんあった場所で、中条公園との間にある。

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左はグラウンド
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向こうに見えるのが中条公園
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ミズアオイもあった!

水路一面にびっしり、クロモである。まさに群生地!
ミズアオイ数本と、あとエビモのような水草も見つかった。
公園に来ている人たちは、こんなドブに、絶滅しそうと心配されている水草がたくさんあるなんて知るはずがない。自分も数年前までそんなこと考えてみたこともなかった。
でも今では、水草たちが、「まだこの場所で、こんなにたくさんがんばっているよ」なんて言っていそうな気がしてしまうのである。

# by jiida2004 | 2009-06-28 20:52 | 絶滅危惧種  

自然観察会で絶滅危惧種ヨシゴイを見る! 他にもいろいろ

河北潟湖沼研究所主催の自然観察会に参加してきた。
今回は絶滅しそうな植物を中心に観察。そしてミズアオイを植えるというイベントだった。
水辺公園には、今日の講師の白井伸和さんが採取・保存してきた絶滅危惧種の水草の一部が展示してある。
ヒツジグサ、ミクリ、マツモ、トチカガミ、クロモ、アサザ、コバノヒルムシロ、ササバモなどである。
ヒツジグサの名前の由来は未の刻(午後2時頃)に花が咲くからと言うのを聞いて「へぇーっ」
数年前に我が家のわりと近所から採集したと聞いて「へぇーっ」
国道8号線の北バイパスを造るのに自生していたため池がなくなって、「野生絶滅」してしまった種があると聞いて「へぇーっ」
とにかく「へぇー」ばかりである。
貴重な植物を保存している白井さんは表彰されていいと思う。

さて、次はミズアオイの植え付けである。これまた白井さんが保存して育てたミズアオイの苗を植えるのだが、その前にチクゴスズメノヒエを水路から取り去らねばならない。この作業がたいへんだった。参加者みんな泥だらけになりながらクワを振るい、草を刈り、根を取る。まさに「開墾」である。
しかし、植え付け自体は5分で終わってしまった。
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自然観察会で絶滅危惧種ヨシゴイを見る! 他にもいろいろ_a0029960_22102374.jpg

途中、ヨシ原からヨシゴイが飛び立つのを何度も目撃した。ヨシすれすれの低いところを飛んで移動する。どうもオスが2羽いるらしく、縄張り争いをしているようだ。長い距離は飛ばないので、ほんの一瞬ずつである。
いやーすごいところである。鳥の専門家中川さんも「今日だけで3年分ぐらいヨシゴイを見た」と言っていた。
なんかこれは野生生物からの「ご褒美」のような気がした。

昼からは白井さんと一緒に津幡の田んぼに絶滅危惧種のキクモを採りに行く。去年偶然田んぼの水路で発見したのだが、その場所を見に行った。しかしその水路にはミズアオイはあったのだがキクモはなく、ちょっとがっかりしながらとなりの休耕田をよく見ると、なんとたくさんあるではないか。これでキクモもイチョウウキゴケとともに水辺公園の展示に加わることになった。
1日がかりの観察会となってしまったが、いろんなことを感じた1日だった。

# by jiida2004 | 2009-06-09 06:39 | 絶滅危惧種  

トノサマガエル発見!

トノサマガエル発見! と書くと、何だトノサマガエルか、と言われそうだが、今や貴重なカエルだと感じている。
子どもの頃カエルと言えば、トノサマガエルしか見たことがなかった。
それがここ数年お目にかかったことがない。いるところにはいるのだろうが、ほんとに目にしていなかった。
これは絶対、絶滅危惧種であると思う。
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場所は、蓮湖渚公園ととなりの田んぼとの境の水路。
コンクリで固められていない、土だけの小さな水路である。
小さな水路であるが、メダカ、ザリガニ、ミシシッピアカミミガメ、タニシ、カワニナなど、あとクロベンケイガニがいた。特にメダカは群れをなして泳いでいる。子メダカもたくさんいた。
貴重な水路である。ミシシッピアカミミガメだけ余計だけど・・・。
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# by jiida2004 | 2009-06-06 11:53 | 絶滅危惧種  

子メダカ誕生 しかも30匹近く

いつの間にか子メダカが、卵からかえって泳ぎだしていた!
今日ようやく確認した。しかも30匹近く。

昨年の9月から、家の玄関に水槽を置いてメダカを飼っている。こっちの水槽のメダカは11匹。
先週あたりから3匹のメスが卵をつけていたので、よけておいた。卵を水草にいくつか付けていたが、何個あるかわからない。腐ったようになってしまっているのもあった。なかなか卵からかえった様子がなく、全滅かとも思っていた。で、今日よく見てみると水草の間をたくさん泳いでいるではないか。
あきらめて水草を捨てないでよかった。

去年は家の外に置いてある水槽にメダカを17匹入れていて、実に100匹ぐらいの子メダカが泳いでいた。
しかし夏を越したのは10匹ぐらいだった。しかも越冬したのはたったの4匹。ゴリかヨシノボリだと思って一緒に入れていたのが多分犯人(犯魚?)。その名は「ドンコ」である。1匹だけ去年の2倍以上の大きさになっていた。
こちらの水槽にはアメリカザリガニも入っていたので、こいつも犯人かもしれない。
今はまた採ってきて15匹のメダカが入っている。卵を生んだかもわからないが、今年は大事に育てたい。

# by jiida2004 | 2009-05-30 23:14 | 趣味