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11月23日 第4回河北潟一斉水質調査

朝から第4回河北潟一斉水質調査。
9時から開始なのだが、スタッフは早くに集合しなければならず、大あわて!
前日には授業力向上ゼミで発表し、懇親会まで出ていたので朝になってようやく準備した。
パソコン、プリンタ、プロジェクタ、ラミネートの機械と用紙、水質検査のセットなどを車に積み、雨の中、こなん水辺公園へ。
着いて早速、子どもに配る参加記念のカード作りを開始。名刺サイズのカードに河北潟の写真を印刷し、裏には名前の欄を印刷する。そうこうしているうちに打ち合わせ。
自分の担当は鶴ヶ丘小学校の子どもたちと食肉センター裏と森下川河口から水を採取してくることである。参加する子どもたちは各自の小学校に集合しているので、車3台で鶴ヶ丘小学校へ向かう。今年は保護者がついてきてくれてありがたい。
保護者の車2台と鶴ヶ丘の先生の車1台を引き連れて食肉センター裏へ。ここは河北潟で一番の場所である。場所に着くとさっそく「うわぁーくさい」の声。堤防のかさ上げの工事の真っ最中で、言ってみれば工事現場の土のにおいである。水の近くに行くとさらに「なにこれ、きったねー」の声。
これでもきれいになったのだよ君たち。透視度は30cmを超えるのだが、積もりに積もった水中のヘドロで濁って見えるのだ。問題は見た目よりも水質なのだ。
森下川河口へは車が3台も入れないので自分の車に乗り換えてもらう。ここも濁っていた。風があるとかなり濁る場所である。ここでも「きったねー」の声。でもここの水はきれいなのであるぞ、君たち。
水辺公園へ戻って、まず焼きいもを火に入れる。その後、透視度を測り、みんなで水質検査。COD、NO2、NO3を測るのである。
自分はその間、ひたすら記念カードを作っていた。裏に子どもの名前を書いて、ラミネートするのである。参加者は大根布小、鶴ヶ丘小、宇ノ気小、大浦小から来てくれた。あと七塚小と泉野小。総勢50人を超え、大盛況である。名前を書くのはたいへんだった。採取した地点も40カ所ほど。こんなにいっぺんにやったのは初めてである。
さて水質の結果は、やっぱり食肉センター裏と幹線排水路が汚れている結果となった。今年は地図によごれ具合で色分けしたシールを貼っていったが、汚れている場所が一目でわかり非常によかった。参加した子どもたちは見た目のにごり具合と、水質が全然違っていることにおどろいていた。特に食肉センター裏の亜硝酸(NO2)硝酸(NO3)は検査パックの色がピンクを超えてどぎついワイン色になるので衝撃的であった。保護者の方も興味津々でとてもよかった。
焼きいもはうまくいかなかったが、おみやげで持って帰ってもらった。
今年の会も大成功であったと思う。これ以上参加者が増えると対処できなくなるかもしれないが、たくさんの人に参加してもらいたい。特に津幡の方から参加者がないのが残念である。
調査結果はここ→ http://sizensaisei.yupapa.net/

by jiida2004 | 2005-11-24 19:56 | 自然再生協議会  

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